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フィナステリド治療 [フィナステリド治療]

フィナステリド(プロペシア)を使った男性型脱毛症治療では、飲み始める前の「証拠写真」を残しておくことが大切です。

薬を毎日飲み続けても、短期間でボワっと生えてくるわけではありませんから、
半年、1年区切りで同じアングルで新しい写真を記録として残しておきます。
いわば、服用前(ビフォア)、服用後(アフター)です。


1人の患者さんに対して、半年を迎えた頃に服用前の写真と見比べてもらい、
「こんな感じですが、今後も治療続けますか?」
といった具合に確認し、判断を本人に委ねます。


服用前の期待の大小で、患者さんの反応は様々です。
期待が小さければ、予想以上に感動してくれるし、
期待が大きければ、予想以上に落ち込むか、「こんなにお金をつぎ込んだのに!」と
食ってかかられることもあります。


30代前半の方を例に上げると、
この方はフィナステリド(プロペシア) の服用前にミノキシジルを使用していたのですが、
効果が見られず皮膚科に来られました。


高島分類では、「Ⅱ-vertex」に当たる段階から飲み始めました。
具体的に髪の状態を言うと、
前頭部(生え際)はまったく抜け毛の進行がなく、頭頂部(やや後頭部より)のみ剥げてしまっている状態です。


フィナステリド(プロペシア)は、基本的に頭頂部のほうが効果を発揮します


日本人は前頭部が薄くなる人より、頭頂部が薄くなる人の割合が多いので
まさに、日本人向けの薬と言えるでしょう。

この30代の患者さんは、症状も比較的軽く、まだ中年前と若いので、
服用開始から1年ほどで発毛効果が表れました。



欧米のフィナステリドの臨床試験からは、
4年間フィナステリドを飲み続ける価値があるというデータも
取られているので、1年間の服用で効果が得られた方の大半はその後も飲んでいます。


しかし逆に言えば、
1年目で驚くほどの効果が出たとしても、フィナステリドの服用を止めてしまえば
発毛は止まり、再び脱毛が進行してしまうので「もう年だからこのまま抜けてもいいや」と
思うまで止められない厄介な薬でもあるのです。


1年以上飲み続けることによる発毛効果は期待できるが、服用を止めた途端また脱毛が始まる
悪夢が襲いかかるのです。


20歳から治療を始めれば、今後30年間は飲み続けることになることも考えられるので、
治療前にじっくりお考えください。


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