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外用薬 ミノキシジルとは [外用薬 ミノキシジルとは]

今現在、アメリカのFDAで脱毛改善効果が認められている外用薬(塗り薬)は、ミノキシジルだけですが、
日本でもミノキシジル1%溶液(リアップ)が市販されています。


ミノキシジルは血管拡張作用があるモノで、もともとは降圧剤として開発されましたが
副作用として、『多毛』が認められることを利用して発毛の外用薬と認められるようになったのです。

しかし、薬理作用としては、
血管拡張作用として効果が出ていると言うよりは、毛乳頭細胞に直接働きかけて
アデノシンを分泌させ、細胞増殖因子の産生を促すことで効果が表れるとしている。


ミノキシジルを使い始めて1~2ヶ月経った頃は、
極稀に抜け毛が増えたように感じることがあります。
これは、休止期にあった毛包が成長期に入るため、古い毛が抜けているだけで、
徐々に成長した太い毛になってくるので心配はいりません。


いまから13年前、日本で発売されているミノキシジルは、1%溶液のみでしたが、
アメリカなど国外では、高濃度(2~15%)のミノキシジルが販売されていました。
1%より2%、5%、7%、15%溶液のほうが効果的だと臨床試験で証明されて、
濃度がこんなにも高くなったのです。
日本でも内容の濃い臨床試験を進めてもらいたいものです。


日本でミノキシジル溶液をリアップとして販売しているのは大正製薬ですが、
この製薬会社はこれを「一般医薬品」としてアメリカから日本に導入したのです。
一般医薬品とは、医師の処方箋が無くても薬局で買える薬のことを指す

通常、”一般医薬品”は医師が処方する医療用医薬品として長期間使われ、効果や安全性の確認された
薬が、病院で処方されるものと同量またはより少ない成分量で商品化されたものです。
ところが大正製薬は、このミノキシジルを医療用医薬品としてではなく、
臨床試験のデータだけでいきなり一般医薬品として薬局で売ろうとしたのです。

こんな無茶をしたお陰で、申請から正式な導入まで、10年を費やしました。
日本で導入まで10年掛かっている間に、アメリカでは一般医薬品となり、5%まで認可されていました。


やっと1%ミノキシジルのリアップが販売された後、5%の臨床試験が行われ、
2009年6月に待望の「リアップX5」が登場しテレビCMや広告などで大々的に宣伝されました。

ただし、リアップX5の適応は男性のみで、
女性には顔の多毛の副作用が懸念されるため、1%のリアップを使うことになります。



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